|
漫画の話です。
檜原はもともと漫画描きでした。 漫画家になりたかったんですね。
同人でも最初は漫画を描き、漫画の合同誌を作ってました。
ただ、画力がなかったので、最終的には諦め、ストーリーを作る能力を生かす道へ。
それもあったのかなかったのか~~;
天音先生とのコラボは楽しいですよー。檜原がシナリオまで担当します。
そこから先は天音先生のお仕事。
どんなコミックになるのか、読者の立場でわくわく待ちます。
原作付き漫画はよくありますが、トラブルもあると聞きます。
「キャンディキャンディ」がその例ですね。
そのへんの事情は「封印作品の謎」に詳しいです。
檜原はもともと漫画描きだったので、どうしても漫画家さんの立場に立ってしまうんですが…。
「作家」としての原作者の主張もわからないではない。
しかし、「キャンディキャンディ」のことを聞くと、ある物語を思い出してしまう檜原なのです。
それは小さい頃読んだ童話です。
檜原の創作の原点かも知れません。
「物を言わぬ王女」という話です。
七枚のベールを被った王女に、言葉を話させれば結婚出来る。
王女のもとに青年がナイチンゲールを連れて訪れます。
ナイチンゲールがいろいろな話をし、青年とナイチンゲールの会話に思わず王女が加わってしまう、というオチですが。
ナイチンゲールがこんな話をするのです。
とある彫刻家が木で美しい少女の像を彫った。
テーラーがその像に出会い、あまりの美しさに「もっと美しくしてあげよう」と、一番高い生地でドレスを縫い、着せた。
そこにやってきた学生は、少女を本物の人間と間違えて話しかける。
しかし少女は言葉を話さない。
やっと木の像と悟った学生は、神に命を授けてくれるよう祈る。
少女は本物の人間になった、さあ、三人のうち誰と結婚すべきか、と。
ナイチンゲールは「彫刻家でしょう」と言い、青年は「美しい着物を着せて人間と間違えるようにしたテーラーだ」
二人が激しく言い争うのを聞いて、王女は思わず「なんておばかさんなの!」
と叫んでしまいます。
「学生に決まっているでしょう、お祈りをした!」
これって、「キャンディキャンディ」だと思いませんか?
彫刻家は原作者。
テーラーは漫画家さん。
そして神に祈って命を与えたのは読者。
原作者も漫画家さんもこの童話を知っていたら、と思います。
ところで、天音先生とのコラボコミックス第1作はBLではありません。
ハーレクインコミックスなんですよー。
原作はハーレクインロマンスでして、それを私がシナリオ化しました。
「ヒロインになれなくて」という作品です。
攻め、じゃなかった、恋のお相手はテキサスの牧場主。
ヒロインは動物好きの女性。
シナリオ担当檜原まり子、とは出ておりませんが。
とても楽しい作業でしたよー。
それが電子配信されております。
興味のあるかたはぜひダウンロードしてください!
http://www.showtime.jp/genre/harlequin/?ot31345=200812
|